1年合格の合格率

 弁理士試験は1次試験から3次試験まであり、また免除制度もあるため一概に合格率を定義するのが難しい試験です。 また、多くの受験生ができたら1年、つまり1次試験から3次試験まで一気に合格したいと願っていると思います。 1年合格者の合格率は特許庁の受験者統計では公表されていません。 しかし、予備校のパンフレットを見ると最も目のつくところに1年合格者の体験記が掲載されていたりします。 それでは、一体どれくらいの割合で1年合格することができるのでしょうか。 公表データを基に検討してみたいと思います。

平成30年度の1年合格者の合格率

  • 短答式試験受験者数:3034人
  • 短答式試験合格者数:585人(短答合格率19.3%)
  • 論文式試験合格者:103人(論文突破率:17.6%)
  • 最終合格者:100人

平成30年度の1年合格率は3.3%

平成29年度の1年合格者の合格率

  • 短答式試験受験者数:3164人
  • 短答式試験合格者数:272人(短答合格率8.6%)
  • 論文式試験合格者:66人(論文突破率:24.3%)
  • 最終合格者:66人

平成29年度の1年合格率は2.1%

平成28年度の1年合格者の合格率

  • 短答式試験受験者数:3540人
  • 短答式試験合格者数:543人(短答合格率15.3%)
  • 論文式試験合格者:109人(論文突破率:20.1%)
  • 最終合格者:100人

平成28年度の1年合格率は2.8%

  1年合格を目指すには、上位2~3%に入る必要がありそうです。 私は予備校には通っていませんでしたが、100人規模の短答式試験の講座を受講している人であれば上位3名程度がその年に合格できるということになるのだと思います。 このような実情から、免除制度を活用し1年目で短答合格、2年目で論文合格という勉強が仕事をしながらの受験であれば現実的なのだろうと思います。

トップページへ戻る